障がい者スポーツ指導員養成講習会受講中です。

兵庫県姫路市のトレーニングジムRECONです。

約2週間にわたり、障がい者スポーツ指導員養成講習会を受講しております。

講義の中で、興味深かかったのがスポーツの意義です。

皆さんは、スポーツをどのような目的で実施していますか?

①勝利するため

②趣味として

③社会とのつながりを持つ

こういう話題で議論すると、結果がすべてで勝たなければ意味がない。という意見も出てくると思います。

では、想像してください。

例】ある、スポーツの試合で決勝トーナメントの出場権がかかっていたとします。あなたのチームは1対0 で負けています。2対0になると決勝トーナメントには行けません。相手のチームは決勝トーナメントの出場はすでに決まっている状況です。残り5分、あなたが監督だとしたら負けているにもかかわらず守備に徹しますか?

上記の場合、お互いの思惑が合致したときに無気力試合となる場合があります。

仮に、この試合の結果で決勝トーナメントに行くことができるか決まる他チームがあった場合、そのチームは複雑な気持ちになるのは想像できます。

こういう場面は、身近に存在しています。勝利至上主義も行き過ぎると問題となります。

ドーピングや不正行為、八百長も勝利至上主義のなれの果てという感じがします。

スポーツ活動に参加する目的は様々ですのでお互いを尊重して価値観を押しつけないことが大切です。

障がい者スポーツの場合は、目的に社会との繋がりを持って社会復帰を促進というのもありますので、障がいが原因で諦めていれば出来る方法を考える。ルールを簡素化したり、用具を工夫したりとみんなが一緒にできることも重要です。

最近、ジム内のパラパワーリフティングエリア(下肢障がい者の方ベンチプレス競技)と、ジムエリアを一緒にしました。障がい者の方と健常者の方の交流が多くなった気がします。

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