トレーニングの原理・原則 part3

兵庫県姫路市のトレーニングジムRECONです。

本日の記事は前回に引き続きトレーニングの原理原則についてです。

【可逆性の原理】

■獲得した効果もトレーニングを中止すると失われてしまう。

トレーニングをやめると身体は退化するということです。

これは、当然のことですね。

トレーニングをすると、筋肉がついたり動きが早くなったり、長く動けるようになったりとトレーニングの目的によってそれぞれの能力は向上します。

しかし、トレーニングをやめてしまうと元の水準まで戻ってしまいます。

では、どの程度休止すると元の水準にもどるのでしょうか?

答えは、トレーニング期間によって退化速度は変わってきます。

すなわち、長い期間トレーニングをして向上させた能力はゆっくり退化します。

逆に急激に向上させた能力は退化するスピードも速いです。

スポーツの現場では、期分けといってある一定の期間狙いを決めてトレーニングを行うのが一般的でしたが、最近では可逆性の原理を考慮して次の狙いに移行した後も前回の能力が退化しないように維持する強度でトレーニングを継続することが多くなっています。

一般の方では、ある程度の強度でトレーニングする時期と、それを維持する時期で分けてストレスを分散させると長く続けることができると思います。

怪我をした場合でも、完全にトレーニングを中断すると全身の機能が退化するので、できることを探してトレーニングを継続するのが良いでしょう。

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