トレーニングの原理・原則②

兵庫県姫路市のトレーニングジムRECONです。

前回に引き続きトレーニングの原理原則についてです。

【特異性の原理】

運動中のエネルギーの使われ方や筋肉の活動の仕方と関係する能力が増加する。例えば、短距離の練習をすれば短距離が速くなりますが長距離は速くなりません。脚のトレーニングをすれば脚のパフォーマンスは高まるが腕のパフォーマンスは向上しないということ。

 

これは、それぞれの競技特性に応じたトレーニングをしましょう。ということです。最近では、野球に走り込みは必要かどうか?ということが話題になっていました。

特異性の原理から言うと、野球は長時間走る能力はあまり必要なさそうですね。

このように、【○○には、●●のトレーニングは必要かどうか?】を考えるときには、その競技特性に沿ったトレーニングかどうかが重要です。

近年はウエイトトレーニングが重要視されていますが、これも万能とは言えません。長距離走の選手にとっては、ウエイトトレーニングよりも走ることの方が大事です。

自分の目標を明確にして、達成するためには何をしなければならないのか?その優先順位は何か?を考えてみましょう。

小学生高学年までは、各種身体能力が未発達なので一つのことに集中させるよりもいろいろな動作を習得させましょう。

子供に長距離を日常的に走らせることは、成長への悪影響のほうが大きいとされています。

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