筋肉は何回で成長する?「有効反復回数」

「10回3セットやれば筋肉はつく」
トレーニング経験がある人なら、一度は聞いたことがあるフレーズです。

しかし近年の研究では、筋肉の成長は“回数そのもの”では決まらないことが分かってきています。
そこで重要になるのが 「有効反復回数(Effective Reps)」 という考え方です。


有効反復回数とは何か?

有効反復回数とは、
筋肉に強い刺激が入っている“限界に近い反復”のことを指します。

具体的には、
「あと1〜3回で限界」という状態で行われる反復が、
筋肥大に最も貢献すると考えられています。

例を挙げると、

  • 10回できる重さで10回やった場合
     → 最後の3〜4回が有効反復回数
  • 20回できる軽めの重さで20回やった場合
     → やはり最後の3〜4回が有効反復回数

つまり、
**筋肉が成長するのは「何回やったか」ではなく、
「どれだけ限界に近づいたか」**なのです。


なぜ最後の数回が重要なのか?

筋肉は、
強い力を出さないときには、すべての筋繊維を使いません。

しかし疲労が溜まり、
「もう限界に近い」という状況になると、

  • 大きな筋繊維
  • 成長しやすい速筋線維

が総動員されます。

この状態での反復こそが、
筋肥大のスイッチを入れる刺激になります。


回数は何回が正解なのか?

結論から言うと、
回数に「正解」はありません。

  • 5回でも
  • 10回でも
  • 15回でも

限界に近づけば筋肉は成長します。

重要なのは、

  • 楽に終わっていないか
  • 余裕を残しすぎていないか

という点です。

「10回やった」
「20回やった」
という事実よりも、
**「そのセットはどれだけキツかったか」**が大切になります。


初心者ほど回数に縛られやすい

初心者の方ほど、

  • 回数を決める
  • 回数をこなす
  • フォームだけを意識する

というトレーニングになりがちです。

しかしそれでは、
刺激が足りず成長が止まりやすいことも少なくありません。

回数はあくまで目安。
本当に見るべきなのは、
そのセットが限界にどれだけ近かったかです。


まとめ

  • 筋肉は「回数」では成長しない
  • 成長を決めるのは「有効反復回数」
  • 限界に近い最後の数回が最も重要
  • 回数よりも“追い込み具合”を見る

トレーニングで伸び悩んでいる人ほど、
ぜひ一度「回数」ではなく
**「限界との距離」**に注目してみてください。

同じ種目、同じ回数でも、
筋肉への刺激は大きく変わります。

RECONでは、
このような科学的根拠をもとに、
目的に合わせた負荷設定・回数設定を行っています。

「頑張っているのに変わらない」
そんな方こそ、一度見直す価値があります。

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