兵庫県姫路市のトレーニングジムRECONです。
本日の記事は糖質制限についてです。前提条件として、糖質摂取量を最適化することは重要であるという前提で読んでください。
糖質制限の有効性については、沢山の課題が残されています。
特に、過度な糖質制限、ケトン食というのは長期間にわたると様々な問題が生じています。
スポーツの分野において女性アスリートの摂食障害を調査すると糖質の摂取量が極端に少なかったりします。
スポーツ指導者の講習会では、パワーハラスメントに次いで議題に上がる項目が女性アスリートと摂食障害の問題です。
糖質制限は、耐糖能を向上させる為に一定期間行うことはプラスになるかもしれません。
しかし長期間にわたると、体調不良(疲れやすい)などの問題が起きてくることが多く、この問題に対し多くの指導者が【好転反応】という言葉を用いたり、タンパク質摂取量を極端に増やすことを提案します。特に後者のタンパク質摂取量を増やすと体調が改善する場合が多々あります。
これは、糖新生(糖以外からグルコースをつくる)反応が起こったことによる改善です。
すなわち、適度な糖質を摂取することと何ら変わりないのです。
よく高糖質で糖尿病になると言われますが、研究用ラットではあえて高脂肪食を与えて糖尿病にします。
結論:バランス良く食べましょう!