兵庫県姫路市のトレーニングジムRECONです。
今回の記事は【骨粗鬆症】についてです。どちらかと言えば、女性の方に注意していただきたい内容です。
女性の場合、おおむね50歳頃から骨量は低下します。
原因は、エストロゲンの低下です。
骨量が低下すると、軽微な外傷や転倒で骨折しやすくなります。
では、骨量の低下を防ぐ、または骨折のリスクを減らすのはどうすればよいのでしょうか。
今回は運動面から考えてみましょう。
第1にエストロゲンが低下する年齢になる前に骨量を高めておくことです。
子ども期や若年期は激しい運動をしても故障のリスクは少ないので跳躍やスプリントなどを積極的に行い強い身体をつくっておきましょう。
次にエストロゲンが低下し始める年齢になった場合です。
骨形成を促進させるには、荷重や筋肉負荷などで骨に短縮、伸展などのいわゆる歪みを生じさせることが重要です。
そしてこの歪みを繰り返さなければなりません。例えばいくら荷重してもその場で動かない静的な負荷では骨量の増加は期待できません。
具体的に、どうすれば良いかです。
ジムオーナーとしては、「筋トレです!」と言いたいところですが、まずはウォーキングから始めてみましょう。
次にもっと速足で歩くパワーウォーキング、坂道や階段を速く登るなども効果的です。
もちろん、スクワットなどの筋力トレーニングも効果はあります。
この場合の筋力トレーニングは、骨量に関して言えば高強度・低回数が効果があります。
最後に高齢者で骨密度の低い方は、転倒させないことが大切になってきます。
骨粗鬆症であっても転倒しなければ骨折のリスクが下がります。
ですから、転倒予防の運動を行います。
転倒予防の運動は、つま先立ちや踵立ち、片足立ちなど立位保持などで体性感覚に刺激加えていくと良いです。
このように、それぞれの年代によって狙いを決めてトレーニングを行いましょう。